長い歴史を持つアパレル業界の業界新聞「繊研新聞」

ちょうど2か月程前にアパレル業界誌として長い歴史のある繊研新聞様にインタビュー記事を掲載して頂きました。

前職時代から常々お世話になっている工場の方に記者のご友人がおり、その方がリサイクルや国内生産の今後というテーマで取材対象を探しているとのことで掲載されるかは分からないけれど取材を受けてみたら?と勧めて頂きyesnosとして初めて取材をして頂きました。

活動を開始してまだほんの少しの期間しか経っておらず本当に掲載して頂けるような素材も実績も足りない中、少ない情報を元に発信したい事を簡潔にまとめた素敵な文章に仕上げて頂き感無量です。

掲載後のやり取りで、「活動」をしていくにあたってyesnosが重んじているコンセプトやポリシーに共感して頂き「今後の励みになれば」とのお言葉から応援して頂けている実感に、より一層気の引き締まる思いが致しました。

お陰様で少しづつではありますが発信と制作が一歩ずつ前進しております。

今後とも何卒宜しくお願い致します!

以下、全文(補足)になります。

紙面左:【カスタマイズに応えたい】~不要素材から逸品作り~

「行き場のなくなってしまった不用品をよみがえらせることに面白みがあります」とは、昨年から革製品のカスタムショップ「yesnos(イェスノス)」を運営する、革職人でデザイナーのShinさん。大阪の服飾専門学校を卒業後複数のコンテストで受賞し渡英、英国で更に服作りを学び帰国後レザーアパレルの企業で経験を積んだ約10年間、デザイン企画や製造に携わった後、革製品の修理・リフォームの提携企業との仕事の中で職人としての経験を積み、今も革に関する様々な事に携わって働き続ける傍らで、自分の「活動」を開始した。

30代半ばのShinさんは、職人の高齢化や企業の廃業が相次いで日本の革産業が衰退していく中、作られても使われない革がたくさんあることを目の当たりにした。

大量生産、大量消費、大量廃棄が良しとされてきたビジネスモデルや固定観念に「No」を突き付けて、新たな「Yes」を創造したい。

yesnosという名には、そんな思いがある。

「車・バイクやギターは、愛好家の要望にこたえるカスタムショップがあり、カスタムショップ独自の世界観のラインナップもあるでしょう?

革製品もそういった方法で愛着をもって、使い続ける形に出来たら、リフォームでもリサイクルでもない、カッコよさを追求するカスタマイズに応えたい。」という。

材料は、デッドストック、量産メーカーが使いきれない残革であったり、廃業した皮革卸から法的な手段で買い取った在庫など。

それらを活かし、オーダーメイドでバッグや財布などの革小物をつくるほか、ソファーの張り替えなど、インテリア関連のリクエストにも応える。

時には、依頼主が使わなくなったレザージャケットを解体し、フロントファスナーなどのディテールを反映して、A4サイズのトートバッグに作り変えるなど、くまなく生かして、美しい形に仕上げている。

「カスタムショップは人と会話することで、製品としての価値を高めるアイデアが見えてきます。」

シルバー製の付属装飾や革の加工など、専門の技術が必要なことは、モノづくり仲間のネットワークを活用して、解決する。

「埋もれた技術はたくさんありますし、モノづくりに関わる人を、つないでいくクリエイションに取り組みたい」という。

I have a dream!

ありがとうございました。

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