AFTER
BEFORE

今回の案件

今回張替えたソファーはカッシーナ社のマラルンガという名のソファーで、以前銀座のテーラー様のリニューアルオープン時に頂いた張替え案件の時に3人掛け×1、1人掛け×2、オットマン×1のリビングセットをお預かりし、先方が必要だったのは3人掛けのみのようでしたので料金を少し割引する代わりに先方で不要になった1人掛けとオットマンを頂き独自に革に張り替えて販売出来る事になったなかなか出回らない貴重な品物です。

カッシーナ

CASSINA : イタリア生まれのブランドであり、1927年に設立されたカッシーナ。
現在でもかつての巨匠たちのデザインを「復刻版」として楽しむことができます。
著名なデザイナー・建築家が手掛けたデザインを数多く打ち出しており、その作品はニューヨーク近代美術館に所蔵されています。
特に、ヴィコ・マジストレッティやル・コルビジェなどの作品は有名です。

マラルンガ

Maralunga : ヴィコ・マジストレッティによるソファの最高傑作のひとつです。
1973年の発表当時のソファは内部構造に木軸が使われていましたが、スティールインサート骨組みモールドウレタンを本格的に初めて採用し、
ソファの常識を打ち破った革新的な作品。またシートごとに背もたれがハイバック・ローバックに変更できる機能と、
美しい多面的なデザインが最大の特徴です。発売以来のベストセラーで、あらゆる環境・条件の空間にも調和し、素晴らしい座り心地をもたらすソファです。

更に詳しい説明はこちらのサイトをご参照頂ければと思います。

【カッシーナ】不朽のベストセラー「マラルンガ」の特徴を解説します – Cassina(カッシーナ) | 高級家具.com (59kagu.com)

張替えについて

解体

ソファーの張替え工程は大まかに、

底、裏、後ろのどこかで蓋になっている部分を開けネジやボルトで固定されていたり、構築的に組み込まれているパーツを単体になるまでバラバラにに解体していきます。

解体後はパーツを覆っている表地を出来るだけ傷つけないように、革であれば伸びないようにまた、内側のクッションを傷つけないように丁寧に剥がしていきます。

分解からの型紙作成

剥がした表地の縫い目を全てほどき一枚一枚の生地の状態になったらそれらの形状を元に紙に写し、歪んでいる寸法やラインを修正して縫い代を付けて型紙を作成します。

型紙が完成したらいよいよ裁断なのですが、家具に使用する革は巨大(シングルベッドより大きい)でイビツな上にパーツ内に傷が入らないようにクオリティーの高い革を厳選して使用する為直接革屋さんに行って型紙を置きながら一枚一枚革を選びます。

縫製

裁断した巨大な革を縫製していきます。

縫製時に特に気を付ける部分として、

家具は「平面」の生地や革をクッションが詰まっている「立体」に沿わせる物なのでパーツの内側と外側で寸法を大きく変えて、縫うときに片方を縮めながら長さを合わせる必要がある部分があるので、どこからどこまでを縮めてどこからどこまでを縮めないかは気を付けなければなりません。

クッションの弾力とボリュームの追加

ソファーは長年の使用によってクッションや中綿がヘタって薄くなり座り心地を悪くしてしまうので、張替えの時に劣化したクッション材や綿の切除と増設を行っていきます。

マラルンガに関しては特許技術を使用しているだけあってクッションの劣化やヘタリは他の物と比べて少ないので、少し追加するだけでパンパンに復活する点でもプロダクトとしてよく出来ているなと感じます。

装着

縫製したカバーをボリュームとクッションを復活させたボディーに装着していきます。

装着時、かなりの密着度と摩擦がある中で縫い代を倒す方向を揃え、生地のシワやヨレができないように、縫い目の水平垂直を気にしながら均一な張力になるように張り込み、タッカーで細かく留めていきます。

仕上げと完成

コーティング

そしてこの工程が他社との違いのコーティング施工です。

工業用エアブラシを使用して独自に調合した薬剤を完成品にまんべんなく吹き付けていきます。

薬剤の機能は、

撥水、撥油、防汚、耐光、耐摩耗、除菌、抗菌

が備わっており、通常よりも長く清潔にお使い頂けます。

在宅勤務が増えた方の住環境の充実にリビング、その他にも応接室、店舗やギャラリー用に良いソファーをお探しの方はこの機会に是非ご検討頂ければと存じます。

商品についてのまとめ

カッシーナ・マラルンガ/レザーの一人掛けソファー

使用素材:国産牛ステア・ソフト仕上げ、各機能コーティング施工済

¥450,000-(税、送料込み)/1脚

定価の半額以下ですのでこの機会に是非宜しくお願い致します。

お気軽にお問合せ下さい!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA